[DE2017]旅先でスーパーのおばちゃんの怖さを克服する

ベルリンの滞在も1週間を過ぎました。
今回は毎日ブログを書こうと思っていたのに、全くできていません。
また後から埋めていこうと思います(汗

テロや難民問題のベルリンの変化

さて、難民問題やクリスマスのテロであれからどんな感じになったかなと思っていたベルリンですが、実際に来てみるとなにも変わっていませんでした。

在住の方に聞いてみても、特に安全性に違いを感じることはないそう。人の流れもそんなに違いはないとのことでした。
(ただ、スタートアップ界隈ではBREXITの関係でロンドンにいた若者たちが次はベルリンを目指すような動きが感じられるようです。)

元々ベルリンは多様な人が集まる都市なので、少しの違いはあまり気にならないのかもしれません。
私が滞在するアパートの横の公園では、連日ドイツ系の方も中東系の方も、もちろん他の人種の方も、家庭ごとにバーベキューを楽しんでいる様子がみられます。
ドイツに住む方は自然が好きな方が多いですね。

IMG_4861

 

店員さんを怖がらないw

マイペースな滞在ですが、実は目標にしていることの一つに「スーパーの店員さんを怖がらない」というのがあります(汗)
すっごく細かいことなんですがw前回滞在した時、お店の店員さんを「怖!」と思うことが結構あったんです。
小さいことでいえば受付で無愛想に対応されたり、お釣りを投げるように渡されたり、無視されたり、(書いてみると本当に小さいことですが)日本に暮らしているとそういうことがあまりないので、いちいちショックを受けてしまうんですよね。
海外によく行かれる方だと慣れっこだと思いますが、10年くらい国外に出てなかったので、余計に「こんな事ある!?」というかんじで(汗)
自分の時は無愛想で次の人に笑顔だったりすると「これは今差別を受けてたの??」と感じてしまったり、一時期はスーパーに行くのもイヤになってしまい、私、こんなにメンタル弱かったんだ…!と自分で驚きました。

この対応は私だからなのか、旅行者だからなのか、日本人だからなのか、アジア系だからなのか、もしくはみんなに起こりうるのか、その境目がわからなくてぐるぐる悩んでいました。

たかが買い物なのに萎縮してしまう自分が情けなく、今回の旅ではそういうことに自分なりの答えを見つけて、折り合いを付けたいなあと漠然と思っていました。

わりと理解できたかも?

で、今回は2回目の滞在ということもあり、結構周りを見る余裕がでてきました。
そうすると、受付の人が愛想がないのも、すごく冷たい態度をとられるのも、ドイツでは割とよくあることでした。日本人でもドイツ人でも変わらずそういう態度をとられることがあるということを目の当たりにしました。
例えば、旅の途中、親切に私をバスのりばまで案内してくれたドイツの女の子は、駅のインフォメーションに並んでいたらおばちゃんに横入りされて苦笑していました。
バスがキャンセルになったとき、一緒にバス待ちしていたドイツの人にもバス会社は塩対応でした。
そういう経験を経て、ようやく「あ、私が悪いわけじゃないんだな。誰にでもこうなんだな」ということが理解できました。
すごく長い時間がかかりましたが、普段はお気遣いの国・日本に住んでいることもあり、本当にそれが理解できずにずっと気になっていたのです。

相手の対応にいちいち自分が傷つかなくても大丈夫だとわかると、結構リラックスして過ごすことができます。
また、悪い対応に当たった時の事を思い出すと、緊張して声がちゃんと出ていなかったり、気弱な態度になってしまっている時が多いような気がしました。声がちゃんと出ないから相手が聞き取りにくくてイライラしてしまう、オドオドしているから強気に出られてしまう、という悪循環も少しはあるのかなと。
単語だけでもいいので、ゆっくり大きな声で話すように心がけると、少し塩対応が減ったような気がします。また、最初は塩対応でも一生懸命話すと結構話を聞いてくれたりします。でもちゃんと説明できないから途中で私の心が折れますが。
説明したりできる語学力がほしい…!とホントに思いました。

あとこれは米国滞在の長い方にうかがったのですが、欧米では挨拶の時に相手の目をしっかり見てニッコリ笑うことが「敵意がない」と示すことであり、大事なことだと教えられました。
考えてみると、ドイツでは日本より挨拶の頻度が多いです。同じホテルに滞在している人とすれ違ったら挨拶するとか、お店に入ったらまず挨拶するとか。日本だと田舎じゃないとなかなか挨拶しないですよね。
しかもじっと目を見つめるのは恥ずかしいことだという意識があって、顔全体をぼんやり見ることがクセになっています。
最初に挨拶を忘れず、意識してしっかり目を見ることで印象が違ってくるのかもと思いました。

余談はさておき、私が旅行中にイヤだ感じることの7割くらいは「気の持ちよう」でコントロールできそうだなとわかり、ようやく気持ちの整理がつきました。
まあ残り3割くらいは本当に差別的な人に会ったりすることもあるでしょうが、それはもう交通事故にあったと思うことにします。できればクレーム入れるくらいにはなりたいですが(語学力…!)

ある程度スッキリできたところで、残りの旅も楽しみたいと思います。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中