
生まれも育ちも南国+典型的運動音痴なのでウィンタースポーツはとんと縁がなく、スケートに行ったのも1回きりという感じなのですが、先日初めて生でフィギュアスケートを観に行ってきました。
人気スケーターが出演のプリンスアイスワールド
アイスショーが地元であるというだけでも珍しいのですが、今回のプリンスアイスワールドは荒川静香さんや安藤美姫さんなど、日本の有名なスケーターさんも出演される上に、ゲストミュージシャンとしてAIちゃんまで出演というかなり豪華なショーでした。
皇帝が来た
で、それだけならあまり行く気にならなかったと思うのですが、
なんと、
ロシアから「皇帝」エフゲニー・プルシェンコ選手がやってくるとのニュースがあり、思わず目を疑いました。
プルシェンコ選手といえば、私が小さい頃からオリンピックやら大きな大会にでては表彰台にいるめちゃくちゃ有名な選手です。
昔はヤグディン選手と競い、最近まで羽生選手と競いと、キャリアの長さも素晴らしいですが、なによりとっても上手。
フィギュアにそこまで詳しくない私でも、動画を見ただけですごいと思う選手です。
最近ご本人もInstagramでRepostしてましたが、その昔、芸術点で満点を出した「ニジンスキーに捧ぐ」というプログラムがありまして、今でも動画を見返してしまうくらい美しいのです。
あとトリノオリンピックでのエキシビションでバイオリニストの生演奏で滑った「トスカ」や、パバロッティの歌唱「カルーソ」でのプログラムなど、素敵なプログラムを挙げるのは暇がありません。
同時に、SEXBOMなどの度肝を抜くプログラムがあるのもご愛嬌ですがw
でもこんな人と同時代に生きていて、しかもまだその滑りを見る機会があるというのはすごいことだなあと思うのです。
…とまあ、昔からの憧れのプルシェンコ選手が来るというので、これは行かねばと気合を入れて赴きました。
当日券で良席をゲット
気合を入れたわりにチケットを買うのを忘れていて、当日券を買うことになったのですが、前売りと値段も変わらず、しかもかなり良い席がぽつんと空いたということでそこに座れることになりました。
会場はこじんまりとしているものの、その分近くで滑りを見られて、とても贅沢な時間になりました。

当日は四季をテーマにした群舞+群舞荒川静香さん・安藤美姫さん・織田信成さんなどの有名スケーターのソロパート1曲ずつという構成。
荒川さんは他の方に比べてとても細く、全体の動きがすべてしなやかで、これが金メダリストか…!と納得の貫禄でした。他のスケーターさんも素晴らしかったですし、群舞のみなさんもとても上手でした。
AIちゃんの歌まで聴けてかなり得した気分ですw
肝心のプルシェンコ選手は、体格の差もあってやはりいちばん目立ちますし、華がありました。
普通に滑ってるだけなのに目が行くという。。これが皇帝の力…!
もちろんスケーティングも素晴らしく、派手派手しいものはなかったのですが、ステップやちょっとしたポーズなどそれぞれが綺麗で流石でした…!
会場のあちこちから「すごい…!」という声が聞こえてきました。
↑ようこそ桜島へ!
写真OKのふれあいタイム
プログラムの最後は、ファンと出演者が触れ合える時間があり、最上位のお席の方が出演者にお花を渡したり、握手をしてもらっていました。もちろん私はそれを遠くで眺めながら写真を取るだで精一杯でしたが、、こんな機会があるなんて本当にファンの方は嬉しいでしょうね。
プルシェンコ選手も目の前まで来てくれたので、ひゃあ〜!と叫びながら写真を撮りましたw
ずっとテレビや動画で見ていたスケーターだけに、まさかこんなに近くでお目にかかるなんて…!と大興奮。
これからフィギュアスケートを生で見る機会はそうあることではないと思いますが、貴重な機会に、しかも皇帝・プルシェンコ選手の芸術的な滑りを見ることができてとっても大満足なプリンスアイスワールドでした。