
アブダビからベルリンに到着後は、そのままベルリンを素通りして電車でザクセンの古都ドレスデンへ。
ドイツの電車・Sバーンに乗れるジャーマンレイルパスのヴァリデート
ベルリン・テーゲル空港からベルリン中央駅へ向かい、電車に乗る前にジャーマンレイルパスのヴァリデートを行いました。
ジャーマンレイルパスは、特定の期間でDeutscheBahnの電車とSバーン(近郊電車)に自由に乗車できる旅行者に便利な鉄道チケットです。
旅行代理店からも購入できますが、DeutscheBahnのウェブサイトから直接購入して日本に送ってもらうこともできます。
DeutscheBahn:ジャーマンレイルパスの購入
https://www.bahn.com/en/view/offers/passes/german-rail-pass.shtml
ドイツ国内でも大きな駅だと購入できるようですが、ドイツに半年以上滞在している人は購入できないようです。
また、ドイツの電車は事前に切符を買っておくと安くなったりしますので、ルートによっては別々に切符を購入したほうが安いことも多いです。
今回はドイツ各地を回ってICEやCityNightLineに乗ったのでパスを購入したほうが安くなりましたが、おそらくそれでトントンくらいでした。
個別の切符もDeutscheBahnのウェブサイトから購入できます。DBのアプリをインストールしておくと、乗車時にも車掌さんにアプリのバーコードを見せるだけですむのでとても便利です。
乗車前のヴァリデートは必須
ジャーマンレイルパスは、一番最初に使う前にヴァリデートという窓口の手続きが必要です。
購入済みのパスと、パスポートを窓口に提出して、使用できる期間の記入とスタンプを押してもらいます。
私の場合は窓口の方がたまたま勘違いをされたのか、「このまま使えるから何もしなくてもいい」とそのまま返されてしまいました。
おかしいな〜と思ってレセプションで確認すると、やっぱり「パスポートを見せて手続きが必要」とのこと。
幸いにも特別にレセプションで手続きをしてくれたので、長い切符購入待ちの列に並び直さずにすみました。
危うく違反乗車になるところでした(笑
ザクセンの古都ドレスデンへ
ベルリンからICE(新幹線のような高速鉄道)に乗ってドレスデンへ。
夜着いたのでその日は早めに寝て、朝からドレスデンの旧市街の散歩に出かけました。
ドレスデンの旧市街はエルベ川沿いにあり、散歩にとてもよい環境でした。ドレスデンは第二次世界大戦で爆撃され壊滅的な被害を受けましたが、旧市街は古い町並み、建物がそっくり再現されています。
特に聖母教会は爆撃を受けてバラバラになった教会の破片を可能な限り集めて再生されたことで有名です。
流石に全部ではないとはいえ、どんなに気の遠くなる作業だったのでしょうか。このプロジェクトに関わった方々の粘り強さは驚嘆に値します。
この他にも、世界一美しい牛乳屋さんと言われる「ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント(Dresdner Molkerei Gebrüder Pfund)」や、児童文学で知られるエーリッヒ・ケストナーのミュージアムなど、様々な観光スポットがあります。
また駅や繁華街には大きなショッピングモールもありますし、エルベ川のクルーズや少し遠出をしてザクセン・スイスと呼ばれる景勝地へのハイキングもできます。
ドレスデンを味わおうとすると3日くらいは滞在したほうが良さそうですね。
残念ながら今回は二泊のみで、時差ボケもありそんなに見て回れませんでしたが、また機会があればドレスデンを訪れてみたいと思います。