[DE2016]ヴァルトラウト・マイヤーコンサート 2016.7.12@Bayerische Staatsoper

7月は「ミュンヘン・オペラ・フェスティバル」ということで、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場では豪華キャストのコンサートやオペラが日毎開催されます。
このフェスティバルのチケットをいくつかとっていたので、バーデン・バーデンからミュンヘンにやって来ました。

ディアナ・ダムラウさんの降板

まず1日目はディアナ・ダムラウさんのコンサート、の予定が、急遽体調不良で降板することが3日ほど前に明らかになりました。
音楽祭の立て込む時期ですからこのようなキャンセルもある程度覚悟はしていますが、実はミュンヘンに来た一番の目的は今回の彼女のコンサートだったので非常に残念でした。
こういった降板のお知らせなどは公演の数日前にしれっとメールで送られてくるので油断大敵です。バーデンバーデンでも結局ヨナス・カウフマンを聴くことができませんでしたし、、(でも全体的に非常に良かったので満足していますが)。

ヴァルトラウト・マイヤーさんの素晴らしい歌声

しばらく落ち込んでいましたが、このコンサートの代役で有名歌手のヴァルトラウト・マイアーさんが出演することになり、気を取り直して聴きに行きました。

ヴァルトラウト・マイヤーさんといえばグラミー賞を受賞したこともある非常に有名なメゾソプラノ歌手。この方を急遽キャスティングできるところは流石バイエルン国立歌劇場といったところです。

もう少しお歳を召された歌手ですが、素敵な声で2時間の熱演。メゾソプラノからソプラノまで、大変幅広い声をお持ちで、さらに感情表現も豊かでとても聞きやすいのです。
聴衆も大満足だったようで拍手が鳴り止まず、アンコールも4回で、特にシューベルトの魔王はさらに拍手喝采でした。

私はこの魔王にももちろん感激しましたが、個人的にはグスタフ・マーラーの「Um MitterNacht(真夜中に)」という曲が良かったです!

ちなみこんな曲です。

マイヤーさんにも十分満足でしたが、ディアナ・ダムラウさんもまた機会があればぜひ聴いてみたいですね。

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