
毎回好きで見ている The Voice。大体USAは欠かさず見ていて、UKは時々、他の国はたまにという感じでしたが、今年はUKが面白くてかなり見ています。
安定感のあるコーチ陣
今回のコーチは、鉄板のWill.i.am(ウィル・アイ・アム)とSir Tom Jones(トム・ジョーンズ)に、女性枠が二期連続のJennifer Hudson (ジェニファー・ハドソン)、そしてポップ(ロック?)枠が初登場のOlly Murs(オリー・マーズ)。
もう最初のコラボからして良かった。今年のコーチはうまくまとまってるなという感じ。
若干保守的というか置きに行ってる感じもしますが、正直2016のThe Voice UK がコーチ間のグダグダというか不協和音を結構感じて、そこから2017年で軌道修正され、今年円熟という流れが素晴らしい。
おそらくジェニファー・ハドソンがUK・USAのコーチを経て結構余裕が出てきたのと、オリー・マーズが人懐っこい感じで最初からめちゃくちゃ馴染んでいるのが効いてるのではないかと思います。
それぞれの音楽性としても、ジェニファー・ハドソンはアレサ・フランクリンなども歌えるのでトム・ジョーンズと合わせることもできますし、オリーは音楽大好き!という感じで他の3人に合わせてくれるノリの良さがあるので、こういう風にまとまりよく見えるのかも。
UKのコーチではJessie Jが大好きでしたが、あのころのピリッとした感じがなくなって、今年は和やかに見られる感じになっています。
(でもジェシーに帰ってきてほしい…!)
歌いまくりの休憩タイム
今年UKを見まくっているのは出場者がいいからではなく、幕間のコーチ陣の遊びっぷりが激しいから。
昨年からちょこちょこ歌う気配がありましたが、、今シーズンめっちゃ歌ってます。
ジェニファーとトムの「Never Loved A Man(アレサ・フランクリン)」
オリー→トムの「’It’s Not Unusual」
オリーのノリノリ「Dance With Me Tonight」
若干強制された感のあるウィルの「Where Is The Love」
いやー、楽しい。サー・トム・ジョーンズはこの他にも「Sex Bomb」や「A Whole Lotta Shakin」をものすごい上手さで歌い上げていて、もはやトムを見るためにUKを見てると言ってもいいような感じです。トムすごい。戻ってきてくれて本当に良かった。
そしてどんな曲にも即座に合わせてくるバックバンドのレベルの高さがものすごい。
気になるブラインドオーディション
少し気になることがあるとすると、観客の声が大きすぎること。ブラインドオーディション(声だけを聞くオーディション)で観客が「Push it!」と叫びまくるので、若干歌ってる人の邪魔になっているときがあるように感じます。
観客との一体感があるのも良し悪しかなと。
肝心の参加者の中では今のところSimon Daviesさんがいい感じでした。でもこれ!という人はいないような気がするので、コーチがどう育てるかが見どころになりそうです。
Simon Davies