
ベルリンに来るのは学生時代の旅行、去年の滞在と、今回で三回目。
最初に来た時は色んな人がいてドイツっぽくないし怖そうなところだなと思いましたが、去年来た時はこのなんでも許容する感じがとてもいいなと思いました。
ドイツの方にもベルリンはドイツっぽくないと言われるし、ミュンヘンのほうがドイツらしさを味わえますが、私はこのベルリンのリベラルな感じが居心地がいいと感じます。
まあ自分に合った宿なども見つかって少し慣れたのもあるのでしょうね。
今回も「Excellent Apartment Kreuzberg」に滞在です。
相変わらずアパートにこもって仕事をしていることが多かったので、全然観光らしいことはしていませんが、5月のベルリンは気候も過ごしやすく、日照時間も少し長いくらいで、とても気持ち良い滞在となりました。
とりあえずぷらぷらと行ったところなど。
公園
ドイツ人といえば公園(というか自然)が好きなイメージ。
やはり夏のベルリンの公園はにぎやかでした。
アパートの隣にある小さな公園は連日バーベキューで賑わい、川沿いの芝生は仕事終わりの人が集まっておしゃべり。
日曜のマウアーパークは蚤の市の賑わいもありますが、公園でゆっくりする人たちも多かったです。ドイツの人は本当に日光と自然が好きだなあと思いました。
緑もとても綺麗ですし、屋外で過ごしやすい気候なので、いつまでもゆっくりできるのですよね。
買い物
ベルリンで必ず行きたいモデュラー文具店(Modulor)とドゥスマン(Dussmann)にも行きました。モデュラーは文具&ハンドメイド用品の宝庫なのでついつい長居してしまいます。。モデュラーと一緒に入っている「Werkhaus」の商品(フォルクスワーゲンのペン立てなど)はお土産にも喜ばれるのでまた今回も買い込んでしまいました。
あとは服や雑貨を見に「モールオブベルリン(MALL OF BERLIN )」へ行ったり。ファストファッションのC&Aで普段着を買ったり、ZARAとH&Mの雑貨コーナーでふきんを揃えたり。そんなに服を買わないので、わりと地味な買い物です。。
食べ物
食事は基本自炊ですが、時々は出ていって食べていました。近くの歩いていけるところに行ってみた程度ですが、大体そんなにまずいこともなく、美味しくいただけました。
駅の入口にあるケバブやさん
HalleschesTor駅の入口にあるケバブやさんのドーナーケバブ。
肉がパサパサだけど野菜がおいしい。味付けも良し。
フードコートでハンバーガー
モールオブベルリンのフードコートでハンバーガー。美味しいけどコスパはいまいち。
Zimt&Zucker
Friedrichstraße駅近くのカフェのクロワッサンセット(5.50€)
すごく美味しい。特にこの季節のジャムが…!
Mustafas Gemüse Kebap
Mehringdamm駅近くの人気ケバブ屋。
行列必至。確かに美味しいけど、他にも美味しいケバブ屋さんはあるので行列が少ないときだったら買いたい程度。
Restaurant Split
HalleschesTor駅の近くにあるクロアチア&多国籍なレストラン。
白アスパラガスのスープと肉三昧の「ミニ」プレート(16€)
全部「小さい」と言われたけどとんでもない…!日本の大盛りくらいあります。肉や脂っこいものをガッツリ食べたい人にはいいですね。
さすがに胸焼けがすごかったです。。。アスパラガススープは美味しかったです。
Delhi6
HalleschesTor駅の近く(ちょっと歩きます)。
グリーンカレー&ミントラッシー(11.30€)
インドの方が作っているけどドイツ仕様だと全然辛くなかったので、「インドスタイルで」と伝えた方が良さそう。
そしてラッシーが甘くないという衝撃…!本場のラッシーは甘くないんですね、多分。
甘いラッシーというメニューがあるので、それを選ぶと日本でおなじみのラッシーが飲めると思います。
vanille&marille
Mehringdamm駅近くの行列ができるアイス屋さん。
ここのアイスは粘りが違ってて、とっても美味しい!メーリングダム駅近くには美味しいところがいっぱいありますね〜。
Einstein Kaffee
Belin中央駅のグランドフロア入ってすぐのところにあるカフェ。
サーモンのベーグルサンドとコーヒー。
ベルリンを出発する前の適当な朝ごはんのつもりでしたが、このベーグルが結構美味しかったです。
観劇&音楽
今回はベルリン・フィルハーモニーの無料のランチコンサートと、国立歌劇場(シラー劇場)の「セビリアの理髪師」、そしてドイチェ・オーパーでのディアナ・ダムラウコンサートに行きました。
ベルリン・フィル
ベルリン・フィルのコンサートは無料なだけあって人もたくさんいましたが、みんな好きな姿勢でゆったり音楽を楽しんでいたのが印象的でした。
毎週火曜日のお昼にやっているようなのでぜひ。
※13時からスタートですが、場所取りのため12時くらいには行ったほうが良さそうです。
たまたま居合わせた日本人の方からは、本コンサートも勧められました。なかなかチケットが取れないイメージですが、現地では当日券などもあるそうです。
各コンサートの予定はカレンダーでチェックできます。
https://www.berliner-philharmoniker.de/konzerte/kalender/
ベルリン国立歌劇場
国立歌劇場(シラー劇場)はコンパクトながらも工夫された演出で、時々笑いが起きるほど楽しかったです。こういう工夫した見せ方がベルリンらしいなあと思います。
https://www.staatsoper-berlin.de/de/
ドイチェオーパー(コンサート)
ディアナ・ダムラウのコンサートは…ホントに素晴らしかった。迫力のある低音が魅力のソプラノですが、ナマで聞くと高音も綺麗です。元々好きな歌手なので、うっとり聞いていました。。。
あとで調べたら今年は日本にも来るんだったんですね。でも日本で聴くとチケットが高くなっちゃうので、、こちらで聴けて良かったです。(今回は2階席で34€のチケットでした)
https://www.deutscheoperberlin.de/
今回は博物館にもベルリンの壁にも行きませんでしたが、バスや散歩でベルリンのあちこちの街並みを見たり、なんとなく行動範囲を広げられたので個人的には良かったな〜と思いました。
フリーランサーの余談
仕事をしながらの旅だと、どうしても観光を詰め込みにくいので、長期間滞在して仕事をしながらちょくちょく観光するというやり方にしています。
最近はこうした余暇の形式を表すワーケーション(「ワーク」と「バケーション」を合わせた造語)という言葉もでてきました。
ただ正直なところ、お金をかけてヨーロッパまで行って、こんな普通の生活をしてる意味あるのかなと思ったりすることもあります。
場所を変えることでリフレッシュできたり、英語やドイツ語のチャレンジにもなったり、あといろんなカルチャーを見て考えせられることも多いので、決してムダではないのですが。
こんな贅沢していいのかな?とか、猫の世話などを人にお願いしてまでやることかな?ということはグルグルと考えます。仕事も多少なりとご迷惑をおかけしてしまうので。
来た以上は割り切って楽しんだほうがいいでしょうし、そもそも旅に大義名分が要るのかというところでもありますがw
仕事と生活と旅のバランスはなかなか悩ましいところです。
“[DE2017]5月のベルリンは気持ちよかった!ぶらぶら行ったところなど” への2件のフィードバック