
6月の頭に雨季の香港へ週末旅行に行ってみました。
今回、香港に入国してまず行ったことは香港国際空港のe道(e−channel)の申請です。
e道(e−channel)とは
e道(e−channel)とは、香港の出入国手続きの自動化ゲートのこと。
e道(e−channel)に登録しておけば次回からの香港入国がかなり簡単になります。
出国はsmart departureというパスポートの自動読み取り+顔認証があって、日本のICチップ入りパスポートなら事前申請無しでサッと通れます。
なのでe道(e−channel)が役に立つのは実質香港入国のときだけでしょうか。あ、あと香港〜マカオや香港〜深センなどに移動される場合も役立つと思います。
事前申請を行う場所
申請は、通常の入国審査を受けてすぐのところにある申請場所で行います。審査を終えてすぐなので、本当に入国して最初にする作業になりますね。
色んな方のブログを読むと、「e道(e−channel)の申請場所に行くのを忘れて荷物受け取り所に入らないように」という注意が書かれていました。
どうも申請場所がわかりにくくて、そのままバゲッジクレームに行ってしまう方も多いのだそう。
入国審査エリアとバゲッジクレームの間には扉があって普通は逆戻りできないようになっているので、うっかり荷物を取りに行ってしまうともう申請はできないわけなんですね。
申請できる資格
e道(e−channel)を申請できるのは、下記のような資格を有する方に限られています。
・年齢が18歳以上
・香港に12ヶ月間で3回以上来ている(4回目から申請可能)
または提携する航空会社の上級会員
今回はちょうどデルタ航空のゴールドメダリオン資格があるので、これを使って申請してみました。
ちなみに旅行の前に「提携する航空会社の上級会員」ってどこが該当するんだろうと思って調べてみましたが、、適切な公式資料は見つかりませんでした。
オーストラリアのサイトで2014年の古いデータですがリストがあったので、一応そこで確認してみました。結構色んな航空会社の会員資格が使えるようです。
ちなみに他の方のブログを読むと、デルタゴールドメダリオンの場合は、プラスチックの会員カードが発行されずアプリ画面しか確認できないので、そのことを突っ込まれたり、アプリではダメと言われるケースもあるなど、色んな体験談が出てきました。。
ちょっと心配ながらも、、とりあえず申請は無料なので行ってみることに。
申請してみた
実際に申請してみたところ、、、
入国審査後に壁に貼ってあるe道の案内を見ながら歩いて、一番端にある事務所へ向かいました。
ちょうど誰もいなかったので、Helloと声をかけてもらって手続きスタート。
英語がぜんぜん出てこずに、プリーズだけ言ってパスポートと航空券やアライバルカードの控えなどを渡したところ、理解してくださいましたw
デルタゴールドメダリオンのアプリ画面を見せてこれが会員証ですと言ったところ「OK」とそのまま受理。
指紋と顔写真を撮影してあっという間に手続きが終わりました。
たまたま良い担当者さんだったのかもしれませんが、アプリの会員証でも問題なくe道(e−channel)を登録してもらえました。
次回香港に来るときには入国審査がよりスムーズになるはずですので、行ったばかりですがすでに次に香港に行く機会が楽しみになっています。
基本的にe道(e−channel)はパスポートが変わってもアップデートしてくれるので、一回とれば半永久的に香港への入国が簡単になるというすぐれものです。お金もかからないので、条件を満たすことがあればぜひチャレンジしておかれると良いかもしれません。