新年度になって、そろそろライフハックやビジネス書選びなどなど様々な新入社員向けの記事が世の中に出る時期。
そういえばビジネス書というのをロクに読んだことがないなと思い当たり、私のなかで仕事に役立った本をピックアップしてみました。

1:時間を有効に使う

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

時間といえば「モモ」。
むやみに時間を短縮することが正しい訳ではないということを教えてくれる一冊です。
ホントに時間泥棒にだまされてるんじゃないのかと思うくらいに効率化ばかりを追いかけてしまう時があるので、その教訓に。

2:仕事に対する心構え

もの思う葦 (新潮文庫)

このなかの作品で「或る忠告」というのが私の仕事の支え。
特に仕事に慣れたあたりでこれを読むとグサリと刺されます。一流の皮肉屋なのになぜ根はこんなに熱血なんでしょうか。
実は青空文庫でも読めるので、思いついた時に読み返しています。

或る忠告ー太宰治(青空文庫)

3:仕事のやり方

長くつ下のピッピ――世界一つよい女の子 (リンドグレーン作品集)

独立しようと思った時に、どんなふうに仕事がしたいか考えて、思い当たったのがピッピでした。
(屋号をピッピにしたいと思ったくらいです。屋号にしてはかわいすぎるのでやめておきましたが。)
自由で合理的でアイデアに満ちていて、いつも楽しそう。そういうふうに仕事ができるようになりたいなあと思っています。

4:キチンとした生活をおくる

すてきなあなたに

忙しさにかまけて生活がおろそかになる時に読む本。
生活を整えることは仕事のうえでも大事だなと、フリーランスになってからは特にそう感じます。
ぱっと開いたページを読み返すだけで、なんとなく一息ついてみようと思えます。
題字や挿絵も素敵で、いつまで経っても古臭くならないデザインも勉強になります。

5:視点を磨く

河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)

河童さんの、身近なものへ目を向ける姿勢と観察眼がとても勉強になります。他の地域もありますが私はホテルの部屋の比較が多いヨーロッパ版が好きです。間取り好きなもので。
この本にかぎらず、旅行記は著者の段取りやトラブルの対応法などから結構色々なヒントをもらえるような気がします。(あと旅に出たくなるので「早く仕事を片して休暇を作ろう!」と思えるのもいいところかも。)

6:自分の中の余白をつくる

ちいさなちいさな王様

いい企画が浮かばなかったり、真面目に考え過ぎたり、
自分のなかに余裕がないなという時は小さな王様に会いに行きます。
たまにパンの間で温まっているらしいというウワサ。

7:情報発信の心構え

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

メタ系の物語はたくさん出ていますが、やっぱりここに帰ってきてしまうのが虚無への供物。
この精神病院のどちらが檻の中で、どちらが外なのか。踊らされているのは誰なのか。
多少なりとも情報を扱う仕事で、結構関連する叫びだなあと思っています。

8:ひとつひとつこなす

クレーン男

私の場合いろいろな仕事を溜め込んでパニックになることが多いのですが、
そういう時は「目の前のことを1つずつやれば必ず終わる」と言い聞かせながら仕事をしています。
ずっとクレーンを磨き続ける名も知らないクレーン男はそういう時の先輩であります。
原作者が描いている素朴な挿絵も好きです。

9:ダンドリを学ぶ

仕事の成功はダンドリで決まる!カレーで学ぶプロジェクトマネジメント

やっと実用的な本の存在を思い出してきました。
私の選書の中ではこれが一番ビジネス書らしいと思いますが、ターゲットの選定、リスク管理や必要項目の書き出し方など、本来はプロジェクトマネージャーのための内容ですが、ディレクターさんが知っておくべき基本的な事が書いてあります。
制作をお手伝いした本なので身内贔屓になってしまいますが、私自身も改めて勉強になった一冊です。

10:標準的な文章をかくために

記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

最後に最も実用的で日頃お世話になっている一冊を。
「活かす」なのか「生かす」なのか、「スマフォ」か「スマホ」か、そういう記述の標準を示してくれる本です。
オリジナルの文章を書く時は重要視しなくても良かもしれませんが、ライティングの仕事では指針があるとやりやすいですね。大変お世話になっております。

書き出してみるとほとんど実用的でない本ばかりでした。
そして我が身の浅さを感じるラインナップでもあります。(選んだ本が浅いということではなく、昔から読んでいる本ばかりで、最近まともな本を読んでないなということで。)
でもこういうふうに選んでいくと自分の課題も見えたりして、面白いものですね。

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