
ウィーンで2晩コンサートを楽しんだあとは、ウィーン中央駅からレギオジェットに乗ってプラハへ向かいました。
さて、プラハには国鉄の他にいくつか民間の鉄道会社も乗り入れており、一つの目的地に行く場合も数社の鉄道から選ぶことができます。
今回はレギオジェット・レオエクスプレス・チェコ国鉄の3つに乗車したのでその感想を書いてみます。
安いのにサービスの良いレギオジェット
ウィーン中央駅からプラハ中央駅に向かう時に利用したのは「RegioJet(レギオジェット)」。レギオジェットはバスも鉄道も運営している会社で、他の方のブログを読んだ時にサービスが良いと書いてありました。
ウィーンからプラハまでビジネスクラスの座席を予約して19ユーロほど。早めに予約したおかげもあるのですが、破格の値段だと思いました。
ちなみに距離的には鹿児島〜福岡くらいの距離なので、日本でこの距離に乗ると新幹線で片道9000円、特急だった時代で5000円くらいでした。
どちらも自由席の価格なので、それと比較すると19ユーロ(約2500円)でビジネスシートは大変安いです。
ビジネスシートはディスプレイ、Wi-Fi、お水、コーヒーがついてくる
ちなみにビジネスシートは飛行機並みで、座席にディスプレイがあって映画を見ることができ、Wi-Fiもあります。
またお水をボトル一本と、コーヒーまたは紅茶を無料でいただくことができます。
※写真ではやたら暗いですが、たまたまトンネルの時に撮ってしまったからで、普通は明るい車内です(汗)
更に軽食までついてくるレオエクスプレス
次にプラハからオストラバまではレオエクスプレスに乗車しました。
こちらもビジネスシートで約19ユーロです。ディスプレイなどはありませんが、電源はちゃんとついていました。
またレオは食べ物と飲み物のメニューが豊富でした。
まず予約する時に会員登録をしてから予約すると、乗車時にペットボトルのお水を1本もらえます。
そして距離に応じて飲み物&食べ物のサービスがあります。
今回プラハからオストラバまでの場合は、ソフトドリンク2個+軽食1個をサービスでいただけました。
私はベリースムージーとハム&チーズバゲットをいただきましたが、どちらも美味しかったです!
混んでいてよくわからなかったチェコ国鉄
そして肝心のチェコ国鉄ですが、、、国鉄にはオストラバからウィーンまでの電車で乗車したのですが、その日は「カラーズオブオストラバ」の翌日でオストラバを離れる人が多かった(私たちもそうでした)ので、電車もとても混み合っていました。
席を予約していなかったので席がなく、友人と交代で座ったり、通路に立ったりしていましたし、それだけ混み合っていたのでサービスもありませんでした(汗)
良くなかった点は、私たちの乗る車両の予約ディスプレイが壊れていたのか、予約席の表示がなかったことです。
普通は予約席には予約席の表示があり、それ以外は自由に座っていい席になっているはずなので、私の友人は表示がない席に座っていました。しかし後から「そこは私の予約席です」という方が来られて、席を立つことに。。他にもそんな方が何人かいらっしゃいました。
まあ設備が壊れているのはヨーロッパでは度々あることですし、この混雑した電車に乗っただけでは良さも何もわからないな、、、という感じでした(汗)
ただ値段は自由席で24ユーロほどしましたので、民間に比べるとコストパフォーマンスはおちるかもしれません。
それでも日本に比べると安くで移動できてよかったと思います。
チケットの購入はそれぞれの公式サイトで
ちなみに各乗車券はそれぞれの会社の公式サイトから購入しました。
その前に下記のサイトで総合的な時刻表も検索できます。
どの会社も乗車券はメールでPDFが送られてくるので、印刷して持っておくか、印刷できない時はそのPDFのQRコードを部分を車掌さんに見せれば大丈夫です。
特に日本の民間鉄道会社と違うのは、線路を共有していることでしょうか。
日本では会社ごとに異なる駅やホームに移動しなければなりませんが、チェコの鉄道会社は基本的に同じ駅に停まります。違う会社の電車に乗り換えるときもプラットフォーム間だけの移動で済むので、楽でいいですね。