
久しぶりの海外旅行で心配だったのが、海外でWi-Fiってどのくらい使えるんだろうということ。
仕事を持ってくのでもちろん必要ですが、プライベートでももはやネット環境がないと生きていけない中毒患者のようになっているので、旅行前に色々調べました。
海外でネットを使う場合の選択肢
結果、海外でネットを使う場合の私が考えた選択肢は下記の5つでした。
- ケータイキャリアの海外用パケ放題を契約する
- 日本からレンタルWi-Fiを持っていく
- 現地でSimカードを購入して使う
- 現地のWi-Fiを使う
- グローバルSimカードを使う
1.ケータイキャリアの海外用パケ放題
各ケータイキャリアと契約していると、それぞれの定額の海外ネット環境が使えます。
海外パケ・ホーダイ:docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/kaipake/海外パケットし放題:Softbank
http://www.softbank.jp/mobile/service/global/overseas/web/packet-flat-late/海外ダブル定額(4G LTE):au
http://www.au.kddi.com/mobile/charge/packet-discount/kaigai-double-teigaku/lte/
たくさん使っても一日2980円、しかもLTEが使えるということですが、一ヶ月滞在する長期旅行者にとっては高い…!
2〜3泊くらいならいいかも?
でもそれくらいなら街なかやホテルのフリーWi-Fiで我慢しそうな気もします。
各ショップの窓口で色々教えてくださると思うので、設定がわからない人や面倒な方、常に安定した回線がほしい方にとってはいいかもしれません。
2.日本からレンタルWi-Fiを持っていく
海外旅行のあれこれを調べているとうんざりするくらい広告が出てくるレンタルWi-Fi。
こちらも値段や条件が色々ありますが、やはり基本的には旅行日数×料金なので、1ヶ月くらい使う場合は高くなってしまいます。
一週間位の滞在だと良いかもしれません。
長期旅行の場合はキャリアのパケ放題やレンタルWi-Fiはちょっと不向きなような気がします。
そこで考える選択肢が現地調達。
3.現地でSimカードを購入して使う
ドイツなどでは電気屋さんでsimカードが売られていたりするので、手持ちのsimフリー端末でそれを使うことができます。
実際に使ってみられている方のブログや記事も結構あります。
ドイツで最もエリアの広い「ドイツテレコム」のプリペイドLTEを試した
http://ascii.jp/elem/000/001/111/1111009/SIMフリースマホで海外SIMを使おう!ドイツ「blau」
http://travel.watch.impress.co.jp/docs/series/sim/720959.html
やってみたけどうまくいかないことも。。
私も実際に買ってやってみました。
ベルリン中央駅の電気店で10ユーロくらいで売られていたsimカードを手持ちのAndroidに入れてみたのですが、、、どうもうまくアクティベートできず。。
日本のスマートフォンは元々フリーsim用に作られていないので、そのせいでしょうか。。
残念でした。
現地のフリーsimは安くて速い場合が多いのですが、いざ現地に行ってから「使えない!」となるのも怖いので、何かしら代替手段は持っておいた方がいいと思います。
いざとなったらキャリアのパケ・ホーダイを使って、その間になんとか現地の環境を確保するとか。
また、今回の旅行ではドイツから一時的にオーストリアにも出国したので、その場合ドイツのsimは使えなくなっていたと思います。
複数の国をまたがって旅行する方には単一国のフリーsimは使いづらいかもしれません。
4.現地のWi-Fiを使う
となると、次に考えるのが現地のWi-Fi。
「日本はフリーWi-Fiが少なすぎる」という声をきくので、「じゃあ海外ではフリーWi-Fiがいっぱいあるのかも?」と思っていましたが…案外ありません。
もちろん駅や公共施設では使えるところもありますが、さすがに街なかでどこでもは使えません。
駅のフリーWi-Fi
D-bahnの駅はT-MobileのフリーWi-Fiがありますが、一日に使える時間は決まっています。
そうなると、ベルリン中央駅で使って、そのあとドレスデンに移動して使う、という時に時間切れになってしまうこともあります。
(ストップするボタンもありますが、うっかり忘れてしまったり、、)
ただより高いものはない、といいますが、うまく使いこなすには色々注意したほうがいいですね。
有料のWi-Fiもあるよ
ドイツではT-Mobileなどが有料のWi-Fiを提供していて、従量課金制で使用できます。
確か1日5ユーロくらいだったような気がします。
ただしこちらも全土をカバーしているわけではないので、ちょっと移動するとすぐに使えなくなってしまう印象でした。
というわけで、街なかのWi-Fi探しにはわりと苦労しました。
特に仕事で使える環境を確保するのは難しかったです。
5.グローバルSimカードを使う
結局一番良く使ったのは、世界中で使えるグローバルsimでした。
日本で予めテストもでき、国をまたがって旅行する場合も安心して使えます。
料金も一ヶ月使って4000〜5000円くらいに収まるのでお得でした。
色々種類がありますが、私は日本にいる時にAmazonで「MightySim」を購入して持っていきました。
色んな所で使えるMightySim
MightySIM【データ専用グローバルSIMカード】【世界100カ国以上対応、完全プリペイド】
MightySimの特長は対応している国が広いこと。ゾーン(エリア)によって料金が変わりますが、ヨーロッパにいかれる方は安いです。
しかもカードを買っておけば後はネットからプリペイドのパックを申し込むだけなので、簡単で、勝手に使いすぎる心配もありません。
ただし回線は3Gなので、結構遅いです。。
私は街なかでGooglemapを使ってウロウロしていたのですが、さすがにレスポンスは遅かったです。
メールのやり取りやSNSを見るくらいならOKでした。
テザリングもできるのですが、回線が遅くて実務では使えませんでしたので、あくまでも街歩きのときの地図確認、メール&SNS用になっていました。
LTE対応のGigskyに注目
GigSky(ギグスカイ)– 海外用プリペイド 格安データ通信SIM【世界中で高速 4G LTE / 3G通信】無料100MBデータ付
その点、今年日本でも発売されたGigskyはLTE対応だそうです。
ドイツの場合は30日間3GBで6,000円と、LTEが使えるなら良さそうな価格。
ただし、Gigskyは国ごとにプランを購入する必要があるのがネックで、色んな国に行くごとに各国のプランを購入すると割高になってしまうところが悩ましい。。
その点MightySimは同じゾーンであれば一つのプランで使えるので、便利ですね。
グローバルsim系は今色々なサービスが登場しているので、旅行に行く前にはぜひ調べて見ることをおすすめします。
“[DE2016]旅の準備:ドイツ&オーストリア旅行時のネット環境はMightySim” への3件のフィードバック