【師走のミャンマー2018】バガンの朝日と仏塔をめぐる

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ヤンゴンからの夜行バスでバガンのバスセンターに到着すると、いきなりタクシーと馬車の運転手さんが待ち構えていて、「どこに行くの?」「馬車はどう?」と客引きが始まります。

私達は馬車に乗ってみたかったので、Shan Yoma Tours(シャンヨーマツアーズ)の日本人スタッフさんに交渉していただいて、馬車でホテルまで向かうことにしました。

こちらが馬のルビーくん、6歳です。ルビーの牽く馬車に乗ってホテルのあるオールドバガン地区へ。
途中で馬車のおじさんと諸々の交渉がまとまって、朝日を見られるスポットへの案内〜ホテル〜夕日の時間までの一日観光を5万5千チャットでおまかせすることに。

まずはおじさんのおすすめの朝日が見えるおすすめの場所に向かいます。

仏塔が立ち並ぶエリアでの朝日

おじさんが連れて行ってくれたのは遺跡の一つで、裸足になって狭い階段を上がりました。

バガンは見渡す限り沢山の仏塔が立ち並んでいます。
これは寄進のためで、元々ビルマ族の由緒ある土地であるバガンに、貴族や富豪がこぞって寄進をしたために、このような仏塔だらけの場所になったのだとか。
また仏塔には多数のレンガが必要で、そのために沢山の木々が伐採されてしまったということです。


徐々に夜があけはじめ。。

とても綺麗な朝日が見えました!
もうすでに来年の初日の出を見たかのような気分ですw

朝日に合わせて、気球もたくさん上がっていました。気球で朝日を見るのは3万チャットほどだそうです。

ヤンゴンからバガンまで、夜行バスは辛い部分もありますが、この朝日を見られるなら早朝にバガンに着く価値はありますね。

寺院・仏塔巡り

その後はホテルに寄ったり休憩を挟んだりしながら、沢山の仏塔や寺院を巡りました。

シンピューシン寺院

朝日を見た後に立ち寄ったシンピューシン寺院。ここでもそうですが、寺院や仏塔の中では必ず裸足になります。

マヌーハ・パヤ

ホテルに荷物を置いた後に訪れたのは「マヌーハ・パヤ」。昔、ここに幽閉されていた王様(マヌーハ王)がいて、彼が私財を売って作った寺院だそうです。

入口から見えるのは仏様の指と胴体の一部。中には狭いお堂にみっしりと仏様がいらっしゃいます。
幽閉された王の窮屈な心情を表したものだとか。

もう一つ、裏手のお堂には大きな涅槃像がありました。写真に収まりきらないくらい大きいです!

アーナンダ寺院

昼食後に訪れたのは、バガンで最も有名な寺院「アーナンダー寺院」です。

東西南北それぞれに参道と入口、そして大きな仏様がいます。私はこの仏様が一番好きでした。背景がガラスでできているので、ちょっと宇宙っぽい雰囲気。

また内部の回廊には天井までびっしり仏様が納められていました。
やはりこのアーナンダ寺院が一番見ごたえがありました。

マハーボディーパヤー

アーナンダ寺院を見たあとは、一旦ホテルに帰って昼寝をしました。バガンは日中がとても暑いので、13時から15時ごろまでは休憩をとるのがおすすめだそうです。
確かに15時すぎるとだいぶ日差しもやわらいで、過ごしやすくなっていました。

その昼寝休憩後に訪れたのが、インドのブッダガヤにある寺院を模したというマハーボディーパヤー。

この塔の形状がインド風で、ミャンマーでは珍しいものだそうです。

ここには素焼きの水瓶がありました。
ミャンマーにはあちこち水がめがあり、水が飲めるようになっています。
水を施すことも功徳を積むことになるのでしょうね。
いろいろな水がめがありますが、この素焼きのものが一番水が冷たく飲めるそうです。
ただし、旅行者はお腹を壊すと思うので、飲まないようにということでした。

ダマヤンヂー寺院

お次は未完成の「ダマヤンヂー寺院」。
なんでも、父と兄を殺して王座についた王が、贖罪のために建てようとしていたところ、自身も暗殺され、そのままになったということでした。
夜には幽霊が出ると言われているそうです。

夕日が見られるスポット

そのあとは夕日の見えるスポットへ!
馬車やバイク、タクシーなどが皆一斉にスポットへ移動します。ですが、、この日は雲が多くて夕日が見られませんでした(涙)

夕日は残念でしたが、高い建物がないので、空が本当に広くてキレイです。
バガンの仏塔・寺院のほんの一部を見学しただけですが、この自然と、昔の人々が建てた仏塔の調和がとても素敵な場所だと思いました。

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