【師走のミャンマー2018】ビザなし入国でミャンマーの旧首都ヤンゴンを観光

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チャイナエアラインで台湾からヤンゴンへ

台湾からヤンゴン行きの飛行機はやや古い機材で3-3の小さめな飛行機でした。約4時間のフライトで、機内食が一回出ます。
焼きそばかご飯が選べました。ご飯は肉味噌と、魚のすり身のような大きな揚げ物が付いていました。
さっきラウンジで食べたばかりでしたが、やはり食べてしまいました(笑)

朝が早かったので機内食以外の時間はぐっすり寝て、あっという間にヤンゴンに着きました。

日本人は楽々ビザなし入国

ちなみに、2018年の10月から一年間、ミャンマーは日本人の観光ビザが不要になりました!

ミャンマー入国時の観光ビザ免除スタート。ANA直行便の到着客を盛大に歓迎
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1145779.html

事前にビザを申請する必要もなく、入国カードを書く必要もありません!
入国審査も特に何も聞かれないので、とても楽でした。
ビザなし期間、素晴らしい…!

荷物を受け取ってロビーに出ると、今回お世話になるShan Yoma Tours(シャンヨーマツアーズ)の日本人スタッフさんと、ヤンゴンの案内をしてくれる日本語観光ガイドのリンティンウーさんが待っていてくださいました。

Shan Yoma Tours さんは日本人スタッフさんのいるミャンマーの旅行会社で、ヤンゴンにありますが、バガンやインレー湖など各地のツアーや、各都市へのバス・国内線飛行機などを手配してくれます。
https://www.facebook.com/shanyoma.inboundtours.3

ミャンマー・チャットへの両替はヤンゴン空港で

まずは空港でミャンマーチャットへの両替。
やはり空港がレートがよいそうです。
また、街中ではほぼドルからの両替のみになるそうですが、このヤンゴン空港なら日本円でも両替ができるので、事前にドルを取得するのが難しければここで両替すればなんとかなります。
ただしレート的にはドルのほうが良く、しかも100ドル札が一番良いらしいので、可能でしたら100ドル札を中心に用意して両替するといいですね。

ドル札は綺麗に保管を

ちなみに、ドルからの両替でも汚い札や折り目のついた札では両替を断られることもあるそうです。
私は日本でJTBの外貨両替でドルを用意したので、受け取ってから折り目がつかないよう、綺麗にファイルに挟んで持っていきました(笑)

私は今回3日目ほどミャンマーにいるので、200ドル分を両替しましたが、結果的に150ドル分くらいでちょうど良かったです。

両替後にはチェックと小銭への換金も

今回はガイドのリンさんが両替にも付いてきてくれ、汚いお札がないかチェックし、さらに使いやすいように細かいお金にさらに両替してもらうよう頼んでくれました。

ちなみに、ガイドやタクシーなしで移動する方は、空港から繁華街のスーレーまでバスが出ていますが、これは500チャットです。
バスに乗る場合、必ず500チャット紙幣を入れて両替してもらうといいですね。

ヤンゴン最大の寺院、シュエダゴン・パゴダ

空港を出発して、日本語ガイドのリンティンウーさんに案内していただきながらまず向かったのはヤンゴンで最大の寺院、シュエダゴン・パゴダです。
入園に10,000チャットかかりますが、スケールの大きい美しい寺院でした。

まずは参道を通り、寺院の入口で裸足になって入園料を支払います。
この時、ジーンズの場合はロンジーを履くように言われました。
ロンジーとはミャンマーの伝統的な衣装で、筒状の布を腰上で留めて履くスカートのようなものです。
男性もこのロンジーを履きます。

女性の場合は腰がくびれていて巻きにくいので、観光客用には紐のついた巻きスカートのロンジーを勧めてくれます。
寺院では、三千チャットのデポジットでロンジーを貸してくれました。
帰りに返すとお金もそっくり返ってくるので、無料でロンジー体験ができることになり、結果的にお得でした笑

裸足で階段を登ると、白い大理石の床とたくさんの仏塔が見えました!
まるで極楽のような美しさです。

大理石はミャンマーでも取れるそうですが、見た目の美しさだけでなく、白くて光を吸収しないので日中でも熱くならず、裸足で歩きやすいという実用的な効果もあるようです。

信仰に根ざした寺院

地元の方は日中ではなく夕方にお参りに来るそうで少なかったのですが、田舎から出てきた方などはお参りにきて熱心にお祈りしていました。
日本でいうお伊勢参りのような感覚でしょうか。

日本では殆どの方が伊勢神宮に観光として訪れているのに対して、ミャンマーでは本当のお参りとして、老若男女問わず熱心にお祈りや寄進をしているのが印象的でした。
またここには自分の生まれた日の曜日の神様もおられ、それぞれ自分の神様にお参りすることになっています。

ミャンマーでは水曜日が午前午後に分かれて二つあるので、八曜日、八体の神様がおられます。
私は木曜日で、ネズミの神様でした。
ミャンマーではこの生まれた曜日が重要らしく、これで相性を占ったりもするそうです。

神様へのお参りは、最初にお水を神様にかけます。かける数は自分の年の数プラス1か、もしくは5回か7回が良いそうです。
その後3回拝礼して、お経を唱えるそうですが、私はお経が読めないので、拝礼でストップ。
そして1000チャットほど寄付をしました。

曜日の神様の他にもたくさんの仏陀や地元の神様、帝釈天などがおり、ミャンマーの方が熱心にお参りをしていました。
ここにお弁当を持ってきて、お参りの後お昼を食べ、昼寝して帰るという人も多いそうです。
また自分の誕生日にもお参りに来るそうで、信仰が日常になっている様子が伺えました。

タイからのミャンマーツアーも人気

同じく熱心な仏教徒がいるのはタイですが、最近ではタイから団体でお参りのツアーに来る方も多いそうです。
元々の信仰に加え、先日あったタイの子供達が洞窟に閉じ込められた事件では、まだ全く生死のわからない時に「彼らは生きている」と予言したお坊さんがいらっしゃるらしく、それがきっかけでまた熱心に信仰する方が増えたということでした。

これらは日本語ガイドのリンティンウーさんに教えていただいたのですが、リンさんのガイドは寺院の豆知識や最近のミャンマー事情などもあり、聞いていてとても楽しかったです。
また「ミャンマーは暑いが、夜のホテルでは冷房を緩くして寝るように」とか色々細かく注意もしてくださり、流石ベテランガイドさんだなーと思いました。

リンさんは日本のテレビや芸能人のアテンドもする方らしく、良い方についていただけてとても良かったです。

イギリス風の建物が残る町並み

パゴダの後はまち歩きで、イギリス植民地時代の建物を見学しました。途中の道沿いの屋台では食べ物を売っていて、これもリンさんが色々と解説をしてくださって面白かったです。

日本人は乗船無料のフェリー

またその後はイラワジ川を渡る船にも乗りました。
イラワジ川を渡る船は、以前は小さな船で雨季には転覆して亡くなる方もいたそうですが、日本の支援団体が日本から中古船を導入し、安全に渡れるようになったそう。
ということで、日本人とそのガイドはタダで船に乗れるのだそうです笑

川向こうは治安があまり良くないという事で、川向こうにはおりずに船に乗ったまま往復しました。
川からヤンゴンの街を眺めるのも良かったですし、カモメがたくさん飛んでくるので、それを見るのも楽しかったです。

仏髪を納めた寺院

その後、タイ人が良くお参りに来るというボウタタウン・パゴダを見学。こちらはゴータマ仏陀の髪の毛が納められていました。キンキラのお部屋の中に小さな窓があり、そこから仏髪を拝観できます。

こちらは回転する仏塔の中の籠に銭を投げ入れてお願いをするというもの。
私も挑戦してみましたが、なかなか難しかったです。

バスターミナルから夜行バスでバガンへ

見学の後は、今日の夜行バスのためにアウンミンガラー バスターミナルに向かいました。
ずいぶん早い時間に向かいましたが、途中で渋滞があり結構時間がかかったので、早めに出て正解でした。
次の目的地「バガン」に向かうため、JJエクスプレスの夜行バスで向かいます。

今日の日本語ガイド・リンティンウーさんとはここでお別れ。
リンさんはフリーのガイドで、日本のテレビや芸能人もアテンドするベテランのガイドさんなのですが、ご自身も日本との貿易事業などをされているので、観光的なことだけでなく、現在の経済だったり、一般の人の暮らしのことなども沢山教えてくださいました。
また次の目的地での注意事項なども詳しく教えてくださり、とてもいいガイドさんでした。

いつもは一人旅で気軽に回ってしまいますが、やはりこのように現地をよく知る方がいらっしゃると、より充実した旅になりますね。

途中、3箇所ほどの休憩をはさみながら8時間ほど走りましたが、日本の道路よりは整備されていないので、ちょこちょこ揺れます。
また結構クラクションを鳴らしながら走るので、耳栓があったほうがいいかもしれません。
各休憩所のトイレはまあまあ綺麗で、都度食品などを買うこともできました。

何回か寝たり起きたりを繰り返して、5時頃、まだ薄暗いバガンに到着しました。

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